vol.1から読む:開発秘話 vol.1 はじまり
前回のお話:開発秘話 vol.2 ゆるゆる商品企画アイディア会議
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有名缶詰メーカーである国分にアポイントに訪れた開発チーム
果たして国分とのコラボレーションは実現するのだろうか!?
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ここが国分さん!でか!我々には場違いでは..(汗)
「おつかれさまでーす」
すごい老舗企業って聞いてたんで、今日は気合入れて、歴史感じるファッションです。
(やば、本当に場違いかも・・)
まぁ..気合は感じられますけどね..。さて、Nさんも来てるかな?あ、国分さんの缶つまショップの前に!
「じー・・・・・」
(こっちにも場違いが..!)
ちょっとNさん!国分さんのショップ前で何を凝視してるんですか?
この缶詰・・すごい美味しそうで・・子供の頃にこういうのあったら良かったのになぁって・・これ持って、じぃちゃんとばぁちゃんと山狩り行って、熊とって、それで・・・(ブツブツ)
「うふふ、うふふふふふ・・・・・」
(あの人気の「缶つま」シリーズだからトリップするのも仕方ないか…)
えっとSさんも来てるかな?あっ!
「おつかれさまですー」
張り切って1時間早く着いちゃったので、試食してました。会社にこんなおしゃれなレストランまであるなんて・・これ天国ですか?こんな会社あっていいんですか?不平等じゃないですか?
しかもこれ、全部缶詰なんですよ?信じられます?ごはんが進んじゃって..酒のんでないだけ褒めてほしいくらいですよ。
もう、みなさん!そろそろ国分さんと約束の時間です!
「デアゴさんですね?」
あ、国分のTさん!
「今日は新しい商品のアイデアを聞けるということで楽しみにしてました!」
うっ!なんという爽やかオーラ..まぶしい!
(それに比べてこちらは..)
今日はデアゴからアイデアお持ちしました!是非一緒に新商品を開発できればと思っています。
はいぜひ!
アイデアはズバリ、「失われた味を再現する缶づめ」!
国分さん一同:(あれ、なんか思ってたよりマトモなアイディアが出てきたぞ…!?)
後継者不足などで失われてしまいそうな近所の名店の名物メニュー、昔なつかしい失われた味を缶詰で再現。マガジンでは各店の味にまつわるエピソードを紹介します!
うーんなるほど・・
悪くはないと思うのですが、もっとデアゴスティーニらしさを出した方がいいんじゃないでしょうか?例えば・・・チラ
こういう…歴史モノに絡めて…とか
・・・なるほど!確かに歴史上の味を再現というのは珍しいし、デアゴスティーニらしさが出せますね。
しかも歴史モノはデアゴスティーニ歴代商品の中でも根強いファンがいるので、上手くいきそうな気がします!
歴史モノのなかでやはり一番人気といったら「戦国武将」ですかね。でもどうやって武将の味を再現したらいいんだろう。。
あ、それなら私、適任の人を知ってますよ。今度訪問してみませんか?
いいですね!長い歴史と缶詰の高い開発力のある国分と出版のプロであるデアゴスティーニで、協力してこれまでにない面白い商品をつくりましょう!
「では引き続きよろしくお願いします!」
ところで、あの落武者は何だったんでしょうか..
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こうして老舗缶詰メーカーに(勝手に)圧倒されながらも、商品の方向性も決まってきた一同!
いよいよいよいよ商品開発の中核へ・・・!
次回、「わっはっはおじさん永山先生との出会い」
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【デアゴ缶詰メンバー紹介】
声がやたら大きいため秘密話ができない。編集担当。
この企画に当初から関わっていた灯台的存在。だが実は経理担当。
美味しいごはんと酒があれば即気分上々。マーケティング担当。
オタじゃないよ、引き出しが多いんだよ。編集担当。
見た目は大人、心は少年!制作担当。
職質されなくてよかった。分析担当。
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