戦国武将メシ缶詰 開発秘話 vol.2 ゆるゆる商品企画アイディア会議

前回のお話：開発秘話 vol.1 はじまり

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雑誌の付録に缶詰をつけるという、業界初の商品企画がスタートした！
商品の具体的なアイディア決めに苦戦する開発メンバー。果たして商品開発はうまく進むのだろうか？
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缶詰ってもねえ、どうしましょう。

まずは、あれですよ。缶詰を、食べるか、組み立てるかですよね。そこからきっちり決めたいです。私、経理なので。

まって、組み立てるの？www

だって、あれですよ。友達に新商品のことを言うと、だいたい「今度は何を組み立てるの？」って言われるわけですよ。うち、マガジンオンリーとかコレクション多いのに、一言目に今度は何組み立てるの？ って言われる。

それあるね。飛行機のコレクションが出るって言ってんのに、「敷地に置き場ありません」とか言われるの。誰も自宅に1500ヘクタール求めてねえからっていう。

組み立てるって言っても、何組み立てます？ うちは歴史や学習など真面目なテーマが多いので、きっちり真面目なものでいきたいですね。私、経理なので。

缶詰でサグラダファミリアを作る。

缶詰何個必要ですか？ 完結までに人生終わりますよ？ 創刊号に賢者の石つけますか。命尽きても生き返れるように。

あ！ロボはどうでしょうねえ。

一同　（・・・ロボとはまた古い・・・）

子供の頃は、それこそ鉄人28号とかマジンガーゼットとかテレビで見るのが毎週楽しみで、そのへんのガラクタを集めて作ったもので、そうそう、はじめて自宅にテレビがきたときですがね、私はそりゃあもう嬉しくてクリスマスのモールをテレビに飾ったりして・・・・

（・・・会議室の横に押しやる・・・）

どうしましょう。現実的に考えて、缶詰で建物やロボットを作るのはきついなあ。安定しないし、ギミックもつけられないし。

だとしたら、食べる方かあ。

素材がリッチな「高級缶詰」なんてどうでしょう！ 希少生物や一本釣りした魚なんて入れたら魅力的な缶詰になりそうです。

リュウグウノツカイ？

クリオネ

俺には……あんなかわいいものを食べるのは無理だ……

知ってますか？ クリオネの口って軽くプレデターですよ。

うーん、おいしそうではあるが希少生物、捕獲するのが難しそうだなぁ。。

（…戻ってきたんだ）捕獲以前に食っちゃいけないものはまずいです。社会的に。

いろんなアニメのパートワークを発売してるデアゴスティーニらしく「いろんなアニメ作品に出てくる食事を缶詰にするってアイディアがありますね！

ジ〇リ飯、ワンピー〇飯、ジョ〇ョ飯とかいろいろいけますね、たしかに、何かの作品に出てきたご飯を缶詰で忠実に再現できたら面白そう。

「こんな感じね！あの名シーンに出てくる食べ物ね！」

そうそうそういう感じの・・・・！

「う・・・ん・・・・・？？」

（一同）「・・・・なんだコレ・・・・」

ただ、アニメキャラは他の出版社さんが版権もってるから難しいかなぁ…（出版社あるある事情）

「はっ！」

缶詰メーカーさんにいくつか案を持ってまずは相談に行きませんか？ この缶詰らしからぬおいしい缶詰を作っている「缶つま」の国分さんに協力頂けたら、きっといい商品が作れる気がします！

どーーーん！

ひぇー立派なオフィス・・・！日本橋一丁目ですよ……こんな一等地に自社ビルとは・・

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カオスなアイディアブレストを経て、缶詰メーカーさんにお伺いすることになった一同！
企画は進められるのか？そして、どんな企画になるのか・・・！？
→次回、開発秘話 vol3　いざ、老舗缶詰メーカー国分さんへ！

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【今回登場した缶詰メンバー紹介】

声がやたら大きいため秘密話ができない。編集担当。

この企画に当初から関わっていた灯台的存在。だが実は経理担当。

美味しいごはんと酒があれば即気分上々。マーケティング担当。

オタじゃないよ、引き出しが多いんだよ。編集担当。

見た目は大人、心は少年！制作担当。