世界を驚かせた名車がビッグスケールの模型で登場

デアゴニュース

新商品の開発担当者に聞く!週刊『Honda NSX-R』の魅力

新発売の週刊『Honda NSX-R』は実車取材をベースに徹底再現したと聞きました。取材には同行されましたか?

行きました。やっぱり実車を見るとめちゃくちゃ欲しくなりますね。本当にかっこよかったです。

NSX RはベースとなったNSXに続き1992年に発売されていますよね。中古車は今でも買えるのでしょうか?

少なくとも私には買えないです。模型ではなく実車が手に入れば一番ですが(笑)、そもそも市場にはほとんど出回らなくなっています。見つかったとしても今となっては数百万では買えない価格帯で、購入に踏み切れる方は多くないかと思います。だからこそ、今回の発売によりパーツの細部まで味わうことが出来て、私自身はすごく嬉しいです。
今回のNSX-RはHondaさんご協力のもと実写取材を徹底し、再現度にこだわりました。外観のデザインだけでなくエンジンルームやボディ下面も再現ているので、組み立て期間も様々なパーツを通して再現度の高さを実感していただけます。

ボディ下面まで再現しているのですね。完成したらほとんど見えなくなる部分にもこだわっていると。

そうですね。特に今回のNSX-Rはサイズが鍵かなと思っています。今まで他社から発売されていたモデルは大きくても1/12スケールでした。今回は1/8スケールなので、現時点ではデアゴのモデルが最大サイズです。大きめのサイズ感だからこそ、細かい部分まで徹底して再現できましたし、数々のギミックも楽しんでいただけると思います。

どんなギミックがありますか?

電気系ギミックが光と音の2タイプ、それに手動ギミックもあります。
電気系について最初にお伝えしておくと、すべてリモコン操作になるので、本体をガチャガチャいじらなくても楽しめるようになっています。リモコンはキーの形に寄せているので、そこもぜひ楽しんでください。
肝心のギミックですが、リトラクタブルヘッドライトを開閉して、ライトを付けることができます。細かいですがハイビームも再現できます。ブレーキランプも当然光ります。あ、ドアの開閉と連動してインテリアのルームランプも点灯します!

すごい。

音のギミックでは実車から録音したサウンド流れます。エンジン始動音や走行音、ウインカーなど。これもリモコン操作で音を鳴らすことができます。

手動ギミックというのは?

ドアや窓の開閉ができたり、フロントフードを開けられたり、給油口も開きますし、ハンドルと前輪はステアリング操作で連動しています。ミッドシップならではの後方にあるエンジンルームフードも開閉できます。トランクに備え付けの工具セットも再現しているので、それも取り出して遊べます。
完成したあとは、オーナー気分で色々楽しんでいただけたら嬉しいです。

時代を超えて人々を魅了する、色褪せないデザイン

マガジン表紙を見ると、ホワイトカラーのボディに目が行きます。

ありがとうございます。NSX RもNSXならではの独創的かつ劣化しないデザインが魅力ということで、今回もしっかり全体が写る角度を表紙にしました。ボディカラーについては、この「チャンピオンシップホワイト」が特に印象深いという方が多く、今回製品化する際も迷わずこの色を選びました。

こだわりのデザインを模型で再現するのは、大変じゃないですか?

できるだけ実車に近づけるために、特に外装においてダイキャスト素材(金属)をふんだんに使っています。一般的なプラモデルとは違い、照明などの光が当たった際の輝きが、金属らしい深みのあるものになります。
ぜひ直接手に取っていただきたいです。

創刊号ではどんな組み立て作業がありますか?

フロントバンパーフェイスを中心に組み立てます。取り付けるナンバープレートにはNSXのロゴが入りますし、Hマークのエンブレムを付ける作業もあって、かなりテンションが上がるかと思います。
創刊号は基本的にお試し号という立ち位置で、価格もお試し価格を設定しています。先ほどのダイキャストのような素材感を味わっていただいたり、組み立ての簡単さを実感していただいたり、気軽に試しやすい号になっています。

一番目立つところから組み立てていくのですね。

そうなります。第2号からはリトラクタブルヘッドライトの組み立てが始まり、第3号以降はエンジンルームの組み立ても始まります。
第2号で作るリトラクタブルヘッドライトはネオクラシックの方にはたまらない形かと思います。こちらも電動ギミックが付いているので、完成後はリモコン操作でパタパタと開閉できます。ライトも実際に点灯します。ハロゲンの色味をできるだけ再現できるパーツを用意しました。
完成したら一日一回は動かしたくなりそうです。 (笑)

組み立てにも熱が入りそうです。他に組み立て時に注目してほしい部分はありますか?

例えばパーツを見ると、細かな注意書きのシールまで再現しているものがあります。実車に詳しい方にも再現度に満足していただける自信がありますし、内部もパーツをたくさん使って組み立てていくので、新しい発見もあるはず。エンジニアになった気分で楽しんでいただけたら嬉しいです。

「週刊」なので毎週新しい号が出ますよね。組み立てボリューム的に追いつけるか不安になりそうです。

正直、絶対大丈夫!とは言えないです。(笑)というのも、デアゴの組み立ては全体で組み立てる仕様が先に決まっていて、それを組み立てやすいレベルに分割してお届けしているので、組み立てのキリがいいところで区切ると、どうしても号ごとにバラつきは出てしまいます。

作業が簡単な号と、作業量の多い号があるということですね

そうなります。ただ、定期購読(デアゴWEBサイトから)の方ですとまとめて月1のお届けもできるので、組み立てペースはご自身で調整しやすいかと思います。
加えて、組み立てが終わってしまっても各号にはマガジンが付いていますので、こちらを楽しんでいただく間に次の号が発売され、完結を迎えるまでは常に”NSX”に触れられる生活を送ることができます。

開発者インタビューを敢行!充実のコンテンツ

マガジンには組み立てガイド以外に何が載っていますか?

超目玉企画があります。なんと今回、NSX-R開発当時の主要メンバーにインタビューいたしました。当時の開発責任者の方にも登場していただき、エンジンやデザインの開発過程をお教えいただきました。本当に貴重なインタビューになったと思います。
※掲載タイミングについては次号予告などをご確認ください

Hondaさんの協力があるからこそのコンテンツですね!

そうですね。本当に色々とご協力いただき、良い商品が作れたと思っています。それから、NSXはやはりスポーツカーですから、歴戦の振り返りなども各号に特集しています。

車のメカニック部分と、スポーツカーとしての活躍、両方楽しめる。ありがたいことです

最後にお知らせがあるそうです。

創刊号から第15号までを定期購読いただいた方全員に、カーボンプレートとキーホルダーのセットをプレゼントしています。

カーボンプレートって何ですか?

NSX-Rのインテリアで使われているカーボンファイバー素材があるのですが、それと同じ材質を使った記念品になっています。NSX-Rのスペックが記載されていて、完成モデルと一緒に飾っても良さそうです。

実車と同じ素材というのが嬉しいですね。

キーホルダーは、実車のスカッフプレートをモチーフにしています。スカッフプレート自体も模型でしっかり再現していますが、プレゼント用に使いやすいキーホルダーにしてみました。
どちらのプレゼントもここでしか手に入らない限定グッズのため、ファンの方にはぜひ手にしていただきたいです。

応募方法など詳しくは商品特設サイトをご覧ください。

最後に、みなさまにメッセージをどうぞ!

完成が待ち遠しいかと思いますが、ひとつひとつの再現度にしっかりこだわって作りました。細かいパーツでは思わぬところにNSXロゴが入っている様子なども見ることができますので、組み立てる過程も楽しんでいただけますと嬉しいです。完成後、一緒にエンジンを鳴らすのを楽しみにしています!

週刊 Honda NSX-R
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