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こんにちは!またみなさんとお会いできましたね。さて3回目となる今回は、初詣の後でひく「おみくじ」についてお話ししましょう。これを読んで、ぜひ正しいおみくじの知識や引き方を身につけていただければ嬉しいです。

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三橋 健(みつはし たけし)
神道学者。神道学博士。元國學院大學教授。現在、「日本の神道文化研究会」を主宰。多忙な著作執筆活動に加え、デアゴスティーニ刊行の週刊「日本の神社」総監修も担当。

公的な「おみくじ」から私的な「おみくじ」へ

みなさんはおみくじの起源をご存知でしょうか?いまは神社に参拝した後で、授与所などでおみくじを引くことができます。そのおみくじですが、起源はたいへん古く、飛鳥時代にまでさかのぼることができます。古代では、政治上の重要なことを決定をする際に、神様のご意志をうかがうために占いが用いられることがありました。このような例証は室町時代にもみられます。将軍選びが神社のくじ引きによって決められたこともあったんです。面白いですね~。
さて、国の大事を決めるのに用いられていたおみくじですが、一般の参拝者が受けられるようになったのは鎌倉時代になってからのこととされています。また現在のように個人の運勢を占ったりするのが盛んになるのは、室町時代とか、あるいは江戸時代以降のことなどとも、いろいろな説明がありますが、確かなのは、国家規模の占いが、時代の推移とともに私的なものになってきたということです。

おみくじを読んでみよう

おみくじは「御神籤」と書くように、それは神様の御心が表れた、尊くてありがた~いもの。だから大吉や凶などの運勢をあらわす言葉だけにとらわれず、内容をしっかり読んで神様からのメッセージを感じとり、自分の戒めとすることが大切です!では、現在の一般的なおみくじを見ていきましょう。

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引いた後にどうする?

意外にみなさんが迷われるのが、引いた後のおみくじをどうするか、ではないでしょうか。境内の樹木に結ぶのは、樹木を傷めてしまいますのでマナー違反です。神社が設置した結び場に結びましょう。また結果が凶でなければ、結んでも持ち帰ってもどちらでもよいでしょう。

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みなさん、初詣の際は、ぜひおみくじをひいみて神様からのメッセージをいただきましょう。一つ注意をしておきたいのは、お参りをすませてから、おみくじをひくのが正しい作法だということです。これが逆になるのは禁物ですよ。ではまたお会いしましょう!

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